eワラントのイン・ザ・マネーとアウト・オブ・ザ・マネーとは

対象(たいしょう)が高く(たかく)なると値上がり(ねあがり)するeワラントの「コール型(がた)」においては対象(たいしょう)になる原資(げんし)産(さん)(株式(かぶしき)や平均(へいきん)株価(かぶか)指数(しすう)、通貨(つうか)のこと)の価格(かかく)が権利(けんり)行使(こうし)価格(かかく)を上まわっ(うわまわっ)ている状態(じょうたい)を、対象(たいしょう)が安く(やすく)なると値上がり(ねあがり)する「プット型(がた)」においては原(げん)資産(しさん)価格(かかく)が権利(けんり)行使(こうし)価格(かかく)を下まわっ(したまわっ)ている状態(じょうたい)を「イン・ザ・マネー(In the Money)」と呼び(よび)ます。「イン・ザ・マネー」は、一般的(いっぱんてき)に、オプションの本源的(ほんげんてき)価値(かち)、すなわち原資(げんし)産(さん)価格(かかく)と権利(けんり)行使(こうし)価格(かかく)の関係(かんけい)の状態(じょうたい)を指す(さす)用語(ようご)です。つまり、オプションの買い方(かいかた)が、オプションの行使(こうし)時(じ)に利益(りえき)が出る(でる)状態(じょうたい)であることを指し(さし)ます。「イン・ザ・マネー」は、ITMと略(りゃく)され、この程度(ていど)が特に(とくに)深い(ふかい)場合(ばあい)には、「ディープ・イン・ザ・マネー」とも呼び(よび)ます。eワラントを購入(こうにゅう)する際(さい)には、「イン・ザ・マネー」の可能性(かのうせい)がある銘柄(めいがら)を選択(せんたく)するということが重要(じゅうよう)になります。それとは逆(ぎゃく)に、eワラントの「コール型(がた)」においては原(げん)資産(しさん)価格(かかく)が権利(けんり)行使(こうし)価格(かかく)を下まわっ(したまわっ)ている状態(じょうたい)、「プット型(がた)」においては原(げん)資産(しさん)価格(かかく)が権利(けんり)行使(こうし)価格(かかく)を上まわっ(うわまわっ)ている状態(じょうたい)を「アウト・オブ・ザ・マネー(Out of the Money)」と呼ん(よん)でいます。この、「アウト・オブ・ザ・マネー」とは、一般的(いっぱんてき)に、オプションの本源的(ほんげんてき)価値(かち)、つまり原資(げんし)産(さん)価格(かかく)と権利(けんり)行使(こうし)価格(かかく)との関係(かんけい)についての状態(じょうたい)を指す(さす)用語(ようご)です。オプションの買い(かい)を入れ(いれ)た場合(ばあい)、オプション行使(こうし)時(じ)に損失(そんしつ)が発生(はっせい)する状態(じょうたい)のことを指し(さし)ます。「アウト・オブ・ザ・マネー」は、OTMと略(りゃく)され、この程度(ていど)が特に(とくに)深い(ふかい)場合(ばあい)には、「ディープ・アウト・オブ・ザ・マネー」とも呼ばれ(よばれ)ています。

eワラント

対象が高くなると値上がりするeワラントの「コール型」においては対象になる原資産(株式や平均株価指数、通貨のこと)の価格が権利行使価格を上まわっている状態を、対象が安くなると値上がりする「プット型」においては原資産価格が権利行使価格を下まわっている状態を「イン・ザ・マネー(In the Money)」と呼びます。

eワラント