為替eワラントの単位と本源的価値・時間的価値

為替(かわせ)eワラントは、通貨(つうか)が原(げん)資産(しさん)となります。通常(つうじょう)の為替(かわせ)eワラント取引(とりひき)においては、1ワラントあたり原(げん)資産(しさん)数(すう)は5(5米ドル(べいどる)、5ユーロ、5豪ドル(ごうどる)、5加(か)ドル、5NZドル)となっていますが、英ポンド(えいぽんど)については2(2英ポンド(えいぽんど))、南(みなみ)アフリカランドについては20(20ランド)となっています(ディープ・イン・ザ・マネーのものについては1)。そのため、為替(かわせ)eワラントの売買(ばいばい)単位(たんい)である1000ワラントで5000米ドル(べいどる)(ユーロ、豪ドル(ごうどる)、加(か)ドル、NZドル)、または、英ポンド(えいぽんど)で2000ポンド、南(みなみ)アフリカランドで20000ランドとなります。「本源的(ほんげんてき)価値(かち)」と呼ばれる(よばれる)、為替(かわせ)eワラントを権利(けんり)行使(こうし)した際(さい)に得(え)られる精算額(せいさんがく)があります。これはイン・ザ・マネーの場合(ばあい)に限っ(かぎっ)て存在(そんざい)するものです一方で(いっぽうで)、「時間的(じかんてき)価値(かち)」という、満期日(まんきび)までに得(え)られる利益(りえき)の期待値(きたいち)について考え(かんがえ)てみると、これはボラティリティ(変動率(へんどうりつ))に由来(ゆらい)するため、満期日(まんきび)までの時間(じかん)が長い(ながい)ほど、また値動き(ねうごき)が大きい(おおきい)(ボラティリティが大きい(おおきい))ほど、さらにはアット・ザ・マネーに近い(ちかい)ほど、この時間的(じかんてき)価値(かち)は大きく(おおきく)なります。満期日(まんきび)が近付く(ちかづく)と急激(きゅうげき)に減少(げんしょう)し、満期日(まんきび)には0になります。金利(きんり)に由来(ゆらい)している「時間的(じかんてき)価値(かち)」は、円(えん)より金利(きんり)が高い(たかい)通貨(つうか)のコール型(がた)ではマイナスとなり、時間(じかん)が経つ(たつ)につれ増加(ぞうか)し、0に近付き(ちかづき)ます。それとは反対(はんたい)に、プット型(がた)においてはプラスとなり、時間(じかん)が経つ(たつ)につれ減少(げんしょう)し、0に近付き(ちかづき)ます。つまり、円(えん)との金利差(きんりさ)が大きけれ(おおきけれ)ば大きい(おおきい)ほど、絶対値(ぜったいち)も大きく(おおきく)なっていきます。また、ディープ・イン・ザ・マネーのコール型(がた)においては、外貨預金(がいかよきん)をするような感覚(かんかく)で投資(とうし)することが出来(でき)ます。

eワラント

為替eワラントは、通貨が原資産となります。通常の為替eワラント取引においては、1ワラントあたり原資産数は5(5米ドル、5ユーロ、5豪ドル、5加ドル、5NZドル)となっていますが、英ポンドについては2(2英ポンド)、南アフリカランドについては20(20ランド)となっています(ディープ・イン・ザ・マネーのものについては1)。

eワラント